品川運輸は、東京23区の自治体から委託を受け、家庭から出るごみを収集運搬する「東京23区清掃事業」、東京23区内の企業・店舗の事業系ごみを収集運搬する「事業者向け収集サービス事業」、京浜島リサイクルセンターで行う「リサイクル中間処理事業」の3つの事業を通じ、オープンで適切な処理によって、責任を持って循環創造に取り組んでいます。
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東京23区清掃事業
家庭ごみ
品川運輸は大正年間に創業して以来、戦中戦後の困難な時代を経て、平成12年に清掃事業が東京都から23区に移管した後も、東京都内の家庭から出るごみの収集運搬に一貫して携わってきました。長年にわたる清掃事業の実績が、品川運輸の誇りです。
地域社会の衛生と安心・安全を守るインフラとして、これからもみなさまの暮らしを支え続けます。
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家庭ごみ
収集・運搬の流れ
事業対象:23区協議会から委託された自治体(品川区・目黒区・大田区・世田谷区・杉並区・新宿区・港区・中央区・千代田区など)
稼働車両:37台(予備車両含む)
品川運輸では、本社に隣接する立体駐車場に70台以上の車両を収容しています。
東京23区内で毎日収集運搬を安全に運行させるため、本社整備場では整備部4名のエンジニアが、定期点検、車検事前整備、修理メンテナンス、故障発生時の対応を行っています。
品川運輸では、「事故ゼロ・労災ゼロ・クレームゼロ」の3つを目標にしています。
社内コミュニケーションWEBでは連続達成日数を掲示し、記録更新に努めています。また、収集運搬中のドライブレコーダーの映像を活用しながら、社員全員が参加する「交通安全講習」を定期的に実施しています。
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事業者向け
収集サービス事業
事業系ごみ
事業者向けサービスは現在、23区内で約2700社の企業、飲食店などの店舗と定期収集契約を結び、40台以上の車両が、それぞれ1日平均150~200の収集場所を巡っています。
ごみを資源としてリサイクルする意識を社会全体に推進しながら、事業者の循環づくりのパートナーとして、共に挑戦していきます。
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事業系ごみ
収集・運搬の流れ
事業対象:東京23区内の事業者(オフィス、工場、小売店、飲食店、公共機関から排出される廃棄物)
稼働車両:56台(予備車両含む)
サーキュラーエコノミーを推進していくためには、廃棄物を排出する事業者、収集運搬・中間処理業者、再資源化事業者が相互に協働するパートナーシップが必要になります。
品川運輸は、分別収集を推進しリサイクル品目を増やす努力を行うとともに、「再資源化」について契約企業への情報提供をオープンに行います。
また、再資源化企業と連携して、リサイクル(Recycle)に加え、リデュース(Reduce)のリユース(Reuse)実現の可能性を追究していきます。
品川運輸は、「品川運輸SDGs方針」に『サーキュラーエコノミーの推進』を掲げています。
品川運輸は、「品川運輸SDGs方針」に『サーキュラーエコノミーの推進』を掲げています。
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リサイクル
中間処理事業
リサイクルセンター
東京都内(京浜島)にある自社のリサイクルセンターで、収集運搬したごみの中間処理を行なっています。
「収集・運搬・中間処理」を23区内で完結できるため、輸送に要するコスト・時間・エネルギー消費量が削減できます。また契約事業者は、排出したごみが資源化する過程を都内で見届けることができます。
ごみの分別は機械でも行いますが、重要な部分は人の手で行なっています。
第一工場には、23区内の事業者から「廃プラスチック」「木くず」「金属くず」「ガラス・陶磁器くず」など多種多様な産業廃棄物が収集運搬されてきます。これを機械選別と、手選別でよりきめ細かく選別し、「異物除去」「破砕」という過程を経て再資源化工場へ運搬します。
第二工場は、23区内の契約事業者および一部自治体から収集運搬されてくる「アルミ缶」「スチール缶」「ペットボトル」「廃プラスチック」の中間処理を行う専用処理施設です。缶、ペットボトルは「圧縮」「減容」「梱包」し、再商品化事業者へ届けています。
リサイクルセンター
第一工場には、23区内の事業者から「廃プラスチック」「木くず」「金属くず」「ガラス・陶磁器くず」など多種多様な産業廃棄物が収集運搬されてきます。これを機械選別と、手選別でよりきめ細かく選別し、「異物除去」「破砕」という過程を経て再資源化工場へ運搬します。
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第二工場は、23区内の契約事業者および一部自治体から収集運搬されてくる「アルミ缶」「スチール缶」「ペットボトル」「廃プラスチック」の中間処理を行う専用処理施設です。缶、ペットボトルは「圧縮」「減容」「梱包」し、再商品化事業者へ届けています。
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リサイクルセンター
中間処理の流れ
リサイクルセンター [第一工場]
リサイクルセンター [第二工場]